切手

2015年5月26日 (火)

切手のひとり言/世界一大きい切手

今日は、世界一大きな切手を紹介します。

それは、2004年にモンゴルから発行された「平和の曼荼羅」という切手です。シール式の切手でシート全体の大きさは、縦29cm×横20cmです。

切り離し式の切手ではないのに四隅にご丁寧にに目打ち(ギザギザ)が付いています。これ切手なんだよー。ということでしょうね。

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この切手は曼荼羅図の縦18.5cm×横13.5cmの世界一大きな切手と、その下に標準的なサイズの8枚の切手がセットとなって1枚のシート構成となっています。

裏に英語と日本語そして不明な外国語の説明文が印刷されており、それによると2500年前にインドで誕生したお釈迦様が、苦行の末35歳で悟りを開き、80歳の生涯を閉じるまで説法を続け、涅槃に入って仏界に至るまでの図が仏典にのっとって描かれているとのことでした。

しかし、この切手は実用にはなりそうもありませんよね。話題作りの企画ものといったところでしょうか。私の記憶では日本で印刷製作されたものだということです。裏面の片隅に印刷会社名でも入っていれば解るんですけどね。

世界一大きな切手の額面は5,000トゥグリク、日本円で300円くらいのようです。小さいほうの切手の額面は100トゥグリク(6円)×8枚で48円。トータルで348円ということになります。この金額が高いのか安いのか、切手としての値打ちか、話題の物としての値打ちなのか判断の難しい所ですね。

結局の所、とりあえず世界一の大きな切手が手元にあるという満足感だけだな。これは。

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2015年5月23日 (土)

切手のひとり言/グレースケリーの切手

私のブログに度々登場するグレースケリー。シンデレラ物語を地でいったような人生でした。

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昨年は「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」という自伝映画が製作されるという今でも人気が衰えない人ですね。

今回は切手の中のグレースケリーをコレクションの中からピックアップして紹介します。

こちらは1956年4月19日、モナコ大聖堂での挙式を記念して発行されたものです。4種類の額面があります。

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その翌年9種類の額面で発行された王妃の切手です。

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こちらは同じ切手に見えますが、左がモナコ、右がアメリカから1993年に発行された切手です。

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一枚目の写真が元となっていますが、二枚のそっくりの切手をルーペで見てみると違う原版であることが分かります。

不慮の事故で若くして人生を閉じてしまいましたが、美しい姿が今も多くの映像の中に輝き生きています。

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2015年5月21日 (木)

切手のひとり言/驚異の超インフレ切手

驚異のインフレーションといえばドイツの「ハイパーインフレ」が知られていますね。

第一次世界大戦の敗戦国となったドイツは連合国に1320億マルクもの賠償金を払う羽目になってしまいました。1320億マルクは、当時の日本円レートでなんと264兆円もの大金です。

それよりなにより、敗戦後92年目の2010年にやっと支払いが済んだということも驚きです。

当時、そんな大金の賠償金を課せられたドイツは子供のような事をしでかします。なんと紙幣の大量増刷をおこないました。敗戦のなんの担保もない国の札の乱発はいうまでもなく超インフレへと突き進んでいってしまいます。

1918年の終戦翌年のベルサイユ条約によって賠償金額が決定し、1922年に遂にインフレの兆候が表れ、今日の10円が次の日には100円にまた次の日には1000円にと上がっていき、1年もたたないうちに20億倍もの金額(10円が200億円)となり、パン1個買うのにボストンバック1つに札束を詰めて買いにいったという嘘のような話になってしまいました。

そんなすごい出来事を当時の切手が物語っていますので紹介します。

こちらはインフレ前のドイツ切手です。正規のまともな額面が印刷された切手です。

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そして遂にインフレが始まり、通常の額面を高額に変える必要に迫られ、切手の上にどんどん高い金額が日々印刷されて販売されました。

左がインフレ前の切手、右が高額印刷に替えられた切手です。10マルクがこの時点で3万マルクとなっています。

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さらに高額へ変更し続けるため、遂に額面の無い切手を印刷し、その都度変更されるレート金額を加印して販売されました。一番右下は100,000,000マルク(200,000,000,000円)切手です。

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実際にその金額ならものすごい高額切手ですが、超インフレの紙屑同然の価値しかないので、当時の貴重な資料の切手という値打ちの金額でしかありません。

結論から言うと戦争って恐ろしいってことですよね。そのことによって生まれるのは悲劇だけで生まれるものは一つもありません。人間の愚かなおこないですね。

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2015年5月17日 (日)

切手のひとり言/切手の始まり

デジタル情報時代の昨今、切手の存在が無くなりつつありますね。

そこで、もう少し切手を見直してみよう。ということで、すこしブログで取り上げてみることにしました。

切手の話をするのにはその始まりからお話しなくてはなりませんね。切手マニアなら常識ですが、世界で最初の切手は1840年にイギリスで発行された「ペニーブラック」ということなのですが、私の手元にはその翌年に発行された世界で2番目の「ペニーレッド」しかありませんので、その写真から・・・

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「ベニーブラック」はその名の通り真っ黒の切手で、この切手とデザインは同じなのですが、、黒い切手に黒い消印では解りづらいということで赤いインクの消印にしたのですが、この赤インクが簡単に消せてしまうため再利用されるケースが増えてしまいました。

そこで、なら一層の事黒い色の切手ではなく逆に赤い色の切手にしてしまおうということで翌年からこの赤に切手に黒いインクの消印を使うことになりました。

肖像の主はビクトリア女王で、その後エドワード、ジョージを経て1952年に現在のエリザベス女王が即位するまで色々な肖像画の切手が発行されました。

次に、そのエリザベス女王が即位した1952年に何種類か発行された切手の中の1枚を紹介します。25歳での即位だったようですが現在もお元気ですね。

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現在まで世界各国で膨大な数の切手が発行されていますが、その切手には必ず発行国名が記載されています。

しかし、イギリスの切手には国名が記されていません。切手を発行した時には自国のイギリスの切手しかなかったため、あえて国名を記す必要がなかったのです。

現在もその名残と威厳のためか国名はなく、エリザベス女王のシルエットマークがイギリス切手である証としてデザインの片隅に印刷されています。

それらの切手たちの紹介はまた・・・

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