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2018年9月 7日 (金)

秩父三十四観音巡り 「岩盤上の御堂」 龍石寺・岩之上堂

秩父三十四観音巡りの中で、巨大な岩盤の上に建てられた観音堂が19番「龍石寺」、20番「岩之上堂」と2つ続いたのでブログアップしました。

柱の下に基礎石を使うのは昔からの工法ですが、建物全体が1つの巨石を基礎としているとはビックリです。

岩山の上に造るのであれば珍しくはないのでしようが、その建物の部分だけ岩が露出しているので、その基礎岩はその建物の場所だけの巨石なのか、氷山の一角なのかと興味が湧いてしまいました。

まず、十九番の「龍石寺」から紹介します。

境内に入ると、ごつごつと石が飛び出していて足場が悪く、参道の手入れが行き届いていないのかなと思ったのですが、その先の御堂まで一枚岩であることに気づき驚いてしまいました。

入口には観音堂を見守るように六地蔵が立っていました。

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観音堂の左隣には、三途婆堂という小さな御堂があり、三途の川で身ぐるみはがすといわれている「脱衣婆」が祀られているのですが、こちらの「脱衣婆」は、子供の病気を治してくれるといわれているそうです。

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ソリの奇麗な屋根の堂々とした観音堂で、前記のように岩の上に建てられています。

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この岩は裾の荒川まで続いている巨大な岩盤なのでしょうかね。

その荒川を挟んで東西に位置している観音堂が次に紹介する二十番の「岩之上堂」です。

その昔、巡礼は十九番の参拝が終わると二十番へは荒川を渡しの船に乗って川を越え、大覗岩を登って「岩之上堂」を参拝したのだそうです。

岩を登ってということで、「岩之上堂」という名前になったのでしようね。ということは、この観音堂は川から続いた岩山の上なのかもしれませんね。

現在は意外や意外、ぐるりと裏側に回った取り付け道路から参道を降りたところに位置していました。

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草木が観音堂の周りを取り囲むように生い茂り、とても岩山の上とは想像できません。

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なんと、この観音堂は「内田家」個人の持ち物だということで驚いてしまいました。更に、秩父三十四観音の中で一番古い建物なのだそうです。すごすぎますね。

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観音堂を見守るように菩薩と地蔵さまが並んでいました。

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堂内に入って更にビックリ。「千匹猿」が所狭しと天井から吊るされていました。

「困難がさる」「不幸がさる」と言われて、猿は縁起の良い動物といわれていて、各地の神社仏閣に猿をあつらえたものが沢山ありますね。

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さて、建物の基礎石ですが、観音堂の脇を観て感心しました。

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基礎の一枚岩は、雨水路まで奇麗に彫り込まれていました。とても岩とは思えないほど「良い仕事」をしています。

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「石の上にも三年」といいますが、石の上に何百年も建っている観音堂を観て感無量の境地でした。

秩父三十四観音巡りの奥の深さを知る一日でした。

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