« 日本三大奇景 妙義山 「妙義神社」 その1 | トップページ | 今宵は日本酒を 「ひやおろし/小左衛門」 »

2018年9月28日 (金)

日本三大奇景 妙義山 「妙義神社」 その2

長ーい急な階段を登っていくと所々階段が湾曲しています。

これは、階段脇にあった御神木の杉の木が何百年もの間に巨大になりすぎて根が石の階段を持ち上げてしまったためでした。

創建が537年ということですから、その時に植樹されたとしたら1500年近く経過してるということですね。ビックリです。

近年、あまり巨木になってしまった杉の木の倒木が懸念されていたために残念ながら伐採されてしまいました。

昔の写真と比べると、両脇の杉林と長い階段との見事な景観が見られなくなり残念でなりませんが、安全が第一ですから仕方のないことですね。

NHKの大河ドラマ「義経」の鞍馬山の撮影映像では以前の杉の大木が林立する景色が見られると思います。また再放送してくれないかなー。

Img_5559
神社の守護神である随身さまが祀ってある「髄神門」まで上がってきました。

矢筒を背負っているので「矢大神」ですね。

Img_5561
「髄神門」を抜けると左階段上に雁行して「唐門」があります。その先は、いよいよ本殿です。

Img_5564
唐門の素晴らしさに暫しうっとり。

Img_5569_4Img_5567_2

天井には龍が天空を舞っていました。落款が「狩野・・・。」 やっぱりすごい。

Img_5568
いよいよ「妙義神社」の拝殿とご対面です。

Img_5570
「唐門」と「拝殿」を観て、「日光東照宮」を思い出すって人は結構「通」ですね。

それもそのはず、これらの建物は、日光東照宮を造った名工達によって造られた建物だということです。至る所に装飾された彫物に目を見張ります。

拝殿の入口に、昇り龍・下り龍の一対の見事な彫物が梁に巻き付いています。頭を下げている龍が昇り龍だそうで、「出世」のパワースポットともして有名です。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という故事があるように、人の上に立つ人や偉くなる人はそのような精神がないと人に慕われず本物にならないということのようです。

Img_5572
本殿の見える角度に回ってくると神社全体が黒く塗られていることに違和感を覚えました。なぜなら、神様は黒の陰を嫌うからです。

いろいろと調べてみましたら、神仏習合の強い建物には多い色彩のようです。そして、こちらの神社は定期的に建替える遷宮のしきたりのない神社であるため、遷宮神社の白木様式ではなく、建物を長期に保存できるよう彩色しているようです。また、黒は一番高貴な色とされています。

神社の裏手まで回ってくると[天狗社」があります。天狗が窓から.睨みを利かせています。この場所を知らずに帰ってしまう人が殆どなので、見落とさないでくださいね。

神社のあちこちで見られる見事な石組みは、長野県の高遠の石工集団によるものだそうで、石垣事態も建物群と一緒に重要文化財の指定を受けています。

Img_5578_2
社殿を一回り巡り、正面の急階段の「男坂」ではなく、緩やかな「女坂」から戻ることにしました。

Img_5582

Img_5588

女坂を下ってくると立派な「社務所」があります。「宮様御殿」が併設されています。資料館にもなっているようでしたが、あいにく訪れたこの日は休館となっていました。残念。

Img_5598
玄関には天狗の面が。この神社は「天狗信仰」があるようですね。御神体の山が只者ではありませんからね。

Img_5599
見どころ満載の神社でした。暫くしたら改めてゆっくりと参拝に行きたいとおもっています。

|

« 日本三大奇景 妙義山 「妙義神社」 その1 | トップページ | 今宵は日本酒を 「ひやおろし/小左衛門」 »

神社・仏閣」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本三大奇景 妙義山 「妙義神社」 その2:

« 日本三大奇景 妙義山 「妙義神社」 その1 | トップページ | 今宵は日本酒を 「ひやおろし/小左衛門」 »