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2017年4月18日 (火)

諏訪大社四社まいり/③上社前宮

今回は諏訪大社の3社目です。下社から上社へと場所を替え、「上社前宮」に到着しました。本宮よりも前に存在したお宮とのことでこの名が付けられたとか。

道路沿いには、近年奉納により建てられた鳥居があります。奥に本来の鳥居が見えました。

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御朱印を頂くために御朱印帳を社務所に預けて、いざ「前宮」へ。

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手前が「内御玉殿」、奥が「十間廊」です。

現在の「内御玉殿」は昭和7年の建物ですが、それ以前の建物は1585年の戦国時代の建物で上社の中で一番古かったといわれています。当時の建物でなくて残念ですね。

上社には御神体が無く、人を神として祀る「大祝(おおほうり)」の様式をとっています。氏族の諏訪氏が司っているとのことです。

御神体が無いということで、神事の際「大祝」が使用する御神宝がこの「内御玉殿」に安置されているということです。

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こちらが、すべての神事を執り行う「十間廊」です。優美な建物ですね。

その昔、鹿の頭を75個も並べた「酉の祭」という神事がおこなわれていて、この建物に毎年々々並べられたとのことですが、なかなか生々しい神事ですね。神様への供物ということなのでしょうか。

毎年並べられる75頭の鹿の内、何故か一頭の鹿だけ耳が裂けている鹿が居て、「諏訪大社の七不思議」の1つとされていたそうです。

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「内御玉殿」「十間廊」を過ぎて階段を上がるとその先にあるはずの拝殿がありません。

この「前宮」の拝殿は、少し道を登った森の中に鎮座しています。

その昔は、拝殿までの参道の両脇は、「大祝」の屋敷や御付の人たち、そして神事に従事していた人たちの屋敷が建ち並んでいたという事ですが、今は畑や一般人の民家などとなっているため、拝殿までの間が空いてしまったようです。

現在の拝殿は、伊勢神宮の式年遷宮により献上された材料により造られたとのことです。

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拝殿の裏手の「社殿」の様子です。

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「社殿」の更に裏手には大木が何本も有り、神聖な佇まいを感じました。

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社殿の左奥の3番御柱の脇に清流がありました。

「上社」は御神体が無いということで、諏訪独特の「御石神(みしゃくじ)」信仰があります。つまり、字の如く石や木そして水などに精霊が宿っているという訳です。

成るほど、「前宮」の大木や清流。合点がいきました。

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まるで御柱からこんこんと清水が湧き出ているようでした。
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