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2016年10月14日 (金)

真田氏ゆかりの寺 住言山「前松寺」/上田市 上室賀

大河ドラマ「真田丸」にて 「黙れ小童~」 という台詞が戦国の時代では隠れた存在であった「室賀正武」を世に知らしめました。

今回の「真田氏ゆかりの寺」は、真田氏そのものの寺ではないのですが、真田との関わりでは切っては切れない室賀氏の寺を紹介します。

千曲川を挟んで上田城の対岸に室賀の地があります。その山裾の上室賀地区に「松前寺」は在りました。

山門は、城門のような重厚なものでした。

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真田の寺の多くが禅宗派の曹洞宗であるように、室賀氏の寺も禅宗でした。

寺紋は、丸の中に上という字が書かれた「上文字紋(じょうもんじもん)」で、紋の種類の中でも寺に使われる上の字の右上の横棒が上を向いた「上げ上(あげうえ)・上文字紋」が使われていました。

この紋は、村上義清派の紋で「室賀氏」をはじめとして屋代氏・清野氏などが使っているとのことです。

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六地蔵が寺の山門前ではなく、墓地の入口に並んでいました。

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「室賀正武」の墓は、寺の裏山に祀られていました。

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この墓の正面の山には室賀氏の城である「笹洞城(ささぼらじょう)」別名「室賀城」があり、真田氏と同じように自分の領地を一生懸命に守っていたということです。

ともすると悪者のような扱いをされそうですが、真田氏と同じ上田地区の国衆でした。家康に振り回されて領地を守りきれず、結果的に悲運の死を遂げてしまったことを無念に思っていることでしょう。

皮肉にも今日本は、世界的に見ても内戦をふくめて長い間戦争が起きていない国として平和な世となっています。戦乱の世を生きた「室賀正武」は、この墓からの景色を見て、どんな思いでいることでしょうか。

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